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谷中安規 胡桃割人形と鼠の王様 ホフマン作 石川道雄 内藤吐天・訳 昭19 青木書店
¥6,000
谷中安規です。装丁・口絵・挿絵とやっております。安規(通称アンキ)もおっかけたい作家ですね。戦後の、滝野川区中里の焼け跡で栄養失調で亡くなりました。享年49歳。井上洋介さんからこの作家のことはたくさん聞きました。好きだったのですね。追っかけたいけど、評価の高い版画家だからなかなか手に入れるのが大変です。内田百閒・佐藤春夫らとの交友は有名で挿絵や装丁も手掛けていますね。本書は裸本ですが完本だと思います。写真の通り背が痛んでます。口絵 挿絵5葉 昭和19年 初版 青木出版
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村山知義 随筆集 亡き妻に 1947年 初版 櫻井書店
¥2,000
亡き妻とは、村山籌子、この村山籌子の破天荒ぶりがおもしろい。経年のヨレ感あります。 1947年 初版 櫻井書店
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初山滋 柳田國男 こども風土記 1942年初版の同年4刷 朝日新聞社
¥2,000
朝日新聞に連載したものを、単行本化、初山のカット(挿絵)も連載されあわせて掲載されています。 1942年初版の同年4刷 朝日新聞社
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武井武雄 おもちゃ箱 1927年(昭2) 初版 丸善
¥26,000
全頁武井の絵が満載 モダンでオシャレでグラフィックな武井のセンスが感じられます。状態は全体的にヨレというかユルミがあります。昭2年 初版 丸善
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永田力 ピノキオ 光吉夏弥 トッパンの絵物語9 1968年 フレーベル館
¥3,000
永田力という絵描きが気になる 太田大八と同年代の作家 トムズボックスが吉祥寺時代 太田大八の展覧会の初日に、アイスクリームをもってやってきた「この人が永田力か!」私もアイスクリームをいただいた とてもいいピノキオですね トッパンの絵物語9 1968年 フレーベル館
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武井武雄童画集 第1集 コドモノクニ 増刊号 1934年 東京社
¥10,000
『コドモノクニ』の増刊号で、武井武雄が手掛けた童画 復刻版もありますが これはオリジナル版です 真ん中で2つに折られていた形跡あります コドモノクニ 増刊号 1934年 東京社
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躍動する魂のきらめき 日本の表現主義 図録 2009年 栃木県立美術館ほか
¥5,000
いまさらながらこういう学芸員の仕事 すごいね この展覧会いきたかった 一日かけてゆっくりと会場にいたかったです ぶ厚い図録です 図録 2009年 栃木県立美術館ほか4館
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日本近代の青春 創作版画の名品 図録 2010年 和歌山県立美術館 宇都宮美術館
¥2,500
日本の近代版画および版画運動は、とてもおもしろい! 詳しくは知らないが、谷中安規、川上澄生、藤森静雄、川西英、棟方志功など、その他いろいろ 図録 2010年 和歌山県立美術館 宇都宮美術館
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杉浦非水の眼と手 1992年 図録 ビニール函 宇都宮美術館
¥8,000
杉浦非水(1885-1976)は、日本のグラフィックデザインの先駆者 なんでもやってますね 本当の創世記だったのかなあ すごい仕事量です 1992年 図録 ビニール函 宇都宮美術館
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カタカナオトギバナシ 面白イオ伽叢書1 ミズタニジラウ 大正15年7刷 盛義堂書店
¥2,000
ミズタニジラウは、水谷次郎 この頃の子どもの本は、箱入りであったり、豪華なつくりのように見えて、やはり丸善や冨山房の本の作りの重量感がちがう、つまりおもしろいビジュアルであるけど装丁や挿絵の作家の名前がみあたらない カタカナの本文もおもしろい 面白イオ伽叢書1 ミズタニジラウ 大正15年7刷 盛義堂書店
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柿の木のある家 壷井栄 装本・花森安治 1952年 暮しの手帖社
¥4,000
花森安治のグラフィック!華やかな感じがします 章扉の絵が気になります これは花森安治かどうか?? 経年のヨレ感 背の部分が壊れそうです 1952年 暮しの手帖社
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茂田井武の世界 茂田井泉 編 1976年 初版 函 すばる書房
¥3,000
瀬田貞二、奈街三郎、十和田操、浜田広介などが執筆 装丁・辻村益朗 1976年 初版 函 すばる書房
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三人兄弟 菊池寛 挿絵 松野一夫 装丁 初山滋 日本童話名作選集 1956年 三十書房
¥3,000
松野一夫が、児童書の仕事をしているのは、珍しい感じがします 日本童話名作選集 裸本 1956年 三十書房
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藤田嗣治 腕一本 昭和11年(1936年) 初版 東邦美術協会
¥3,000
SOLD OUT
単身フランスで成功した藤田嗣治のエッセイ 函の背欠落? 昭和11年(1936年) 初版 東邦美術協会
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武井武雄 本とその周辺 1960年 初版 函 中央公論社
¥2,000
童画家、版画家、造本作家として知られる武井武雄が、本への情熱や本作りのあれこれを綴ったエッセイ集 1960年 初版 函 中央公論社
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たのしい一年生 昭和33年版 茂田井武 沢井一三郎 谷口健雄 坂本寛一など 講談社
¥3,000
SOLD OUT
茂田井武の絵が2見開き 原画を見て描く描き版という職人の技なのだろうか、茂田井の絵を見ていると細部が少しちがうような気がします でも茂田井の絵はいいですね 1958年版 講談社
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初山滋 はくちょうのみずうみ 岸田衿子 こども音楽館 1969年初版 学研
¥3,000
学研の「こども音楽館」シリーズ。表紙に20センチ本格LPステレオレコード2枚付 とありますがレコードはありません。初山のはくちょうのみずうみは秀逸です。こども音楽館 1969年初版 学研
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武井武雄 くだものれっしゃ 西原康 チャイルドブック24巻11号 チャイルド本社
¥3,000
このチャイルドブックは、表紙を宮永岳彦が担当していた それゆえ本文は、武井武雄が全ページ担当 どういうことっていう感じですね チャイルドブック24巻11号 チャイルド本社
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武井武雄 ジェットだこ 飯島敏子 ひかりのくに 第15巻1号 1960年 ひかりのくに
¥4,000
武井武雄は、フレーベル館の顧問的な仕事をしているので、フレーベル館のキンダーブック専門かと思っていると全然ちがう、つまりキンダーブックの対抗誌でも、ぜんぜん仕事をしている 当時のこの緊張感はよくわからない ひかりのくに 第15巻1号 1960年 ひかりのくに
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武井武雄 わたしはせきたん キンダーブック 昭30
¥3,000
まだまだ石炭が時代を支えていた時代 石炭が、出来上がり掘られて運ばれ、使われる 武井の絵で見事に説明されています 子どもの体の中に、体験としてその知識が埋め込まれていくのでしょうねえ。フレーベル館 昭30
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武井武雄 どうぶつのちえ キンダーブック 1956年 フレーベル館
¥3,000
武井は、童画という言葉をつくったそうです。「イルフ」という言葉も武井の造語です。ただ単に「フルイ」を後ろから読んで「イルフ」にしたのです。だから意味的には「新しい」ということですね。その響きを気に入って、若い宇野亜喜良と横尾忠則と原田継夫が開いた事務所が「イルフィル」と聞きました。和田誠さんも言っていましたが、この世代には武井武雄の表現してきたことは、体の中に入ってしまっているような気がします。昭31 フレーベル館刊
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武井武雄 おっぺると ぞう 原作・宮澤賢治 文・三越左千夫 キンダーブック 昭和38年 フレーベル館
¥3,000
フレーベル館の月刊絵本です。昭和38年 フレーベル館
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武井武雄 ハメルンのふえふき 柴野民三 昭和41年 キンダーブック フレーベル館
¥3,000
これは武井の絵が、とても似合っている話といえばいいのか?でも武井はなんでもやってこなすからすごいのですね。文は柴野民三 戦後ある時期、武井はフレーベル館の相談役になっていたような話聞いたことがあります。昭和41年 キンダーブック フレーベル館刊
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武井武雄 どりとるせんせい 坂元彦太郎 キンダーブック13集5編8月号 フレーベル館
¥6,000
武井武雄がドリトル先生を描いていました 見事な武井の絵ですねえ 文・坂元彦太郎 キンダーブック13集5編8月号 フレーベル館
